最近、健康志向の人たちの間で人気が高まっているダイエット方法の1つに「オートファジーダイエット」があります。
オートファジーとはザックリ言うと、「断食によって細胞を浄化し活性化させて健康になり、ダイエットにもなる」というものです。
この「オートファジーダイエット」を試したので、その結果を紹介します。
この記事を読めば、オートファジーダイエットの詳細について理解することができ、併せて私自身が試した実例を確認して、その効果や注意点について理解することができます。
オートファジーダイエットとは何か?
オートファジーダイエットは、16時間の断食を行うことにより、体内のオートファジーという自己浄化プロセスを促進するダイエット法です。
オートファジーは、細胞内の老廃物や不要なタンパク質を分解し、エネルギー源として利用することで、細胞の健康を維持する働きがあります。
このプロセスを促進することで、体内の不要物質を排出し、健康な身体を維持することができます。
一般的に言われているオートファジーダイエットのタイムスケジュールは、朝10時に朝食、夕方18時に夕食と決めて、その間に一日の食事を収めてしまいます。
夕方18時以降は一切食事を摂らず、翌日の朝10時まで我慢します。
この16時間の間には、水分や無糖の飲み物は飲むことができますが、食事やお菓子は禁止です。
オートファジーダイエットの効果とは?
オートファジーダイエットは、体内の老廃物を排出することで、健康な身体を維持するだけでなく、減量の効果も期待できます。効果としては、以下のようなものがあります。
・脂肪燃焼の促進
・代謝の向上
・筋肉量の増加
・食欲の抑制
・インスリンの抵抗力の向上
実録・オートファジーダイエット
普通の会社員には、10時の朝食も18時の夕食もちょっと難しいですよね…
そこで私の場合はタイムスケジュールを考えて、朝食を6:30に夕食は21:30頃に摂るようにしました。昼食は食べません。
これだと絶食時間は15時間となります。1時間足りないのでは?と思いますが、女性の場合は14時間の絶食時間でも効果があると聞いたことがあったので、私は男性ですが15時間絶食のタイムスケジュールでひとまずスタートしました。
その結果が、下記です。
毎朝、起床後すぐに体重計に乗って測定し、記録した結果です。
びっくりするくらいキレイに右肩下がりとなっています。
2週間で1.5キロほど体重が減り、ウエスト回りも細くなりました。ベルトが明らかに緩いのです。
最初の数日間は、お昼過ぎの時間帯の空腹感に少しだけ悩まされました。
しかしそれも、数日過ぎれば慣れてきます。
夕方くらいの時間になると、お昼を食べていないことを忘れてしまうような感覚でした。
夕方頃の時間帯で、食事までの数時間が一番つらかったです。
誘惑に負けて、目についた買い置きの菓子を口にしてしまったことも、2度ほどありました。
体調面でよかったことをあげると、
胃腸が、仕事量に余裕ができたのか、毎日の便通も規則正しくなりました。
たまたまかも知れませんし、私に限った話かも知れません。
わずか2週間なので、それ以外には目立った効果は自覚できませんでした。
オートファジーダイエットの注意点
このダイエットの注意点としては、内科医の方から胆石のリスクがあることを忠告されました。
これは、SNSでオートファジーのことをつぶやいたときに、ある内科医の方から、
「16時間断食がオートファジーで健康に良いというのは間違いである」とのコメントをいただいたものです。
「リスクはあるけど100%危険とも言い切れない」ということのようです。
なので100%鵜呑みにするわけではなく、さりとて無視するわけでもなく、ひとまず頭の片隅に置いておくことにしました。
ネットでも「オートファジーダイエットにより、脂肪燃焼が促進され、肝臓からのコレステロールの排出が増えるため、胆石のリスクが高まることがある」と紹介されています。
この件は今後も注視しておきます。
それ以外にも「断食期間中は十分な水分を摂ることが重要であり、脱水症状に注意する必要がある」とあります。
私の場合は、空腹を紛らす目的で水を飲むことが多かったので、この脱水症状に関しては心配なかったです。
トイレに通う回数が増えて、運動する機会、つまり歩く量が増えたことは副産物と言えるのでしょうか(笑)
まとめ
オートファジーダイエットは、体内の老廃物を排出することで、健康な身体を維持するだけでなく、ダイエット効果も期待できるダイエット法です。
ただし、胆石を始めとする健康上のリスクがあるため、医師に相談した上で実践することも重要です。
また、断食期間中には十分な水分を摂り、脱水症状に注意することも大切です。
私自身も効果を感じたため、今後も続けていきたいと思います。
ー了ー
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