夏が過ぎて秋になって足元が冷える季節になって来ます。
机に向かって受験勉”強や書きものをしているアナタは、冷える足元をどのように対処しているでしょうか。
集中して書き物や勉強を行うためには、正しい姿勢を比較的長時間キープできる環境が必要ですが、暑い、寒い、騒音があるなどの悪影響は取り除いておきたいですよね。
この記事では、特に冬など足元が冷える環境でも集中して勉強できる「足温器」をご紹介します。
私が受験生だった頃の「足温器」はスリッパを幅広にして両足を入れるタイプのもので、設定を強くすると、すぐに熱過ぎだったりしました。
今は様々な商品が取り揃えられていて、特にUSBやスマホの充電用バッテリーの普及でコンパクトでも比較的長時間の稼働可能なを足温器も実現しています。
足温器のラインナップ
一言に足温器といっても、コタツからスリッパ形状のモノまで様々です。
特に集中して勉強をできること、に絞って4つほど商品を紹介したいと思います。
実際に購入して使った実績を元に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
下記の4パターンとなります。
- コタツ+座椅子+デスクライト
- 足温器(室内&屋外履き)
- 足温器(持ち出し可能なUSB方式)
- 足温器(家庭用コンセント備え付け型)
コタツ+座椅子
コタツは集中できないか
勉強部屋の温度の高低で集中力が削がれるのは避けたいところです。
もちろん冷暖房完備の環境でできるならそれに越したことはありませんが…
一昔前は、勉強スタイルとして、
- 夏は机に向かって勉強し、ウチワや扇風機で暑さをしのぐ
- 冬は自分用のコタツを部屋に持ち込んで、勉強机の代わりにする
が主流だったように思います。
エアコンで冷暖房完備の現代でも、少し周囲の気温が低い方がアタマがスッキリしますね。
特に冬は、足だけ温めて勉強すれば「頭寒足熱」で効果的です。
頭寒足熱とは、
「頭を冷やし足を温めること」
血液の循環がよくなり自然治癒力が活性化されます。副交感神経が動くとリラックスした状態を保つことができます。
(出典:Google)
まずコタツの場合を考えたとき、長時間勉強していると気が付けば猫背になってしまっていたり、疲れてゴロンと寝転がって寝入ってしまったことはないでしょうか?
一説によると、猫背になったら呼吸の状態が悪くなり脳で酸素が不足するので記憶力が落ちる、などとも言われます。
せっかく勉強しているのに効率を落としているなど、もったいない限りですね。
ゴロ寝もやはり、もったいないです。
そのため、コタツを使うときは座椅子をプラスしたスタイルで、背筋を伸ばして勉強をすることをおススメします。
コタツ
そこで、一人用のコタツを勉強部屋に設置して使用します。
冬の勉強スタイルの王道でしょうか。
一人用なのであまり大きなものである必要はありませんが、コンパクトでおしゃれだと嬉しいですね。
布団を取り去れば、夏はテーブルとしても使用できます。
大学に入学して一人暮らしを始めることになったら、食卓兼用のマルチテーブルとして使用できます。
座椅子
コタツと一緒に使う座椅子としては、座面が高すぎないことと、リクライニングが多段にできることが重要です。
完全に平らに伸ばせばお昼寝のお供になりますし、コンパクト収納できるので使わない場合は、たたんで収納できます。
デスクライト
コタツを勉強机として使う場合、案外忘れがちなのがデスクライトです。
部屋の明かりだけでは手元が暗いかも知れません。その場合は、一つデスクライトを用意しましょう。
と、ここまでコタツの使用を勧めて来たわけですが、実は私の経験則としてはコタツはあまりおススメしません。
あくまで私の個人的な能力の問題と思いますが…、コタツでは集中力が今一つだった記憶があります。
勉強はやはり、机に向かって正しく椅子に腰かけ、背筋を伸ばした姿勢で読み書きする、ができてはじめて、集中した勉強をできるではないかと思うのです。
足温器(勉強机用)
ここからは普段勉強に使っているデスクに座ったまま、足先に足温器を使用して行う、私がおススメするスタイルでの足温器をご紹介します。
足温器って私の頃は、家庭用のコンセントにつないで温まるイメージでしたが、これ以降の製品は、それを完全にクツガエしています。靴だけに…Orzスミマセン
足温器_室内&屋外履き
この足温器は、完全に「靴」の形をとっている足温器です。
左右の靴それぞれに側面にポケットがあって、スマホの充電バッテリのような小型バッテリが付いています。
左右のバッテリで、それぞれにヒーターで発熱して温まります。
ボタンを押してONにすると、赤・青・緑の色表示で温度の強弱を調整できます。
側面の丸いところが点灯します。
靴なので、これを履いた状態で家の中を歩き回ることもできますし、実は屋外でも使用できます。
受験勉強は立ち歩くことが少ないかも知れませんが、暗記のために歩き回るなど、じっとしていない勉強スタイルの人には便利な足温器です。
温度設定の強弱にもよりますが、バッテリは4~5時間は連続使用可能です。
足温器_持ち出し可能なUSB方式
私が受験生の頃に使っていたものと同じ形状の足温器です。
左右両足を突っ込む幅広のスリッパ形状、とでも言いましょうか…
子供の勉強用に購入しましたが、彼の希望で黒色を選んでいます。
私の頃は家庭用AC電源につなげて、「強」の設定にすると火傷しそうなくらい熱くなっていましたが、最近のタイプはUSB給電のタイプで緩やかな温度の設定です。
それでも、温度設定が3段階あって、十分に温まります。
この足温器のいいところは、USBなので、家庭用のコンセントがない屋外でも使えることです。
車のシガーソケットからUSBにつないで、またはスマホ用のモバイルバッテリを使用するなど、用途は広がります。
ただ2V以上を要求していますので、ちょっと大きめの容量のバッテリを準備してください。
iPadなど、大きめのタブレットが充電できる容量が必要で、小型のスマホを充電するタイプだと、容量不足となって、温度が上がらないかも知れないので要注意です。
足温器_家庭用コンセント備え付け型
外に持ち出す必要はないし、コンセントに直つなぎでいいから、もっとシンプルな足温器ないかな?
と思っていたら、ありました。
足先専用の小型の電気毛布のような足温器です。
これは家庭用のコンセント(AC電源)につなぐタイプなので完全にデスクに備え付けとなります。
最長120分のタイマー付きで、切り忘れがなく安心。
そのため、どちらかというと小さい子供用にいいかも知れませんね。
また普段はデスク用として使い、寝るときにはそのまま布団で使えば、昇温も早くて足先用の電気毛布としても使えるのです。
前でも書きましたが、タイマー付きなので120分はポカポカ。
寝る前に冷たい足先を温めたい人にはピッタリ、と一台二役です。
まとめ
如何でしたでしょうか?
コタツ+足温器の3種類を受験勉強に役立つシリーズとして紹介してきました。
私は経験上、机と椅子に姿勢正しく向かって本を開かないと勉強内容がアタマに入って来ない性分でした。
ですから、コタツ+座椅子で勉強する方法も紹介していますが、絶対的に足温器での勉強をおススメする派なのです。
もし「足先だけだとヒザや太ももが冷える」とおっしゃる人は、今回の記事では触れていませんが、膝にはひざ掛けのブランケットなどを用意して、対処してもらいたいと思います。
あるいは、下記のような製品を見てみてください。
これは、膝上までを覆った椅子状のコタツです。
今回の記事のために足温器を調査しましたが、このデスクコタツは常に、並行にラインナップされていました。
一見暖かそうで、姿勢正しく勉強できそうなので私の考える足温器の機能を兼ね備えています。
私自身は家族なども含めて、このデスクコタツを使った事例をあまり知らないので、今回の記事ではあまり有効な照会ができていません。
そこで、もし実際に使ってよかった、という声がありましたら、ぜひ教えて欲しいです。
その上でこの商品の紹介は次回以降の宿題とさせてください。
何れにしても、暑い、寒い、眠い、つらいを乗り越えたヒトに、成果はやって来ます。
風邪などをひかずに万全の態勢で受験に臨み、ぜひ栄冠を勝ち取ってください。
ー了ー
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